糖尿病でもないのに血糖値測定器はおかしいか


血糖値が気になる人向けの商品は数多くあります。
血糖値を下げるお茶やサプリメント、商品でなくても、血糖値を上げない食事法や運動法など、さまざまな情報が溢れています。

 

血糖値が気になるということは、我ながら食事の摂り方に問題があるなと思っていたり、会社の健康診断などで血糖値に気をつけなさいと言われたりという事情があると思います。

 

しかしその中で、血糖値測定器を持って、実際に計測している人というのはどれくらいいるでしょうか。

 

例えば、血圧が気になるなら普通血圧計を買って、朝晩と血圧を測って健康管理をすると思います。それも年齢によるのかもしれませんが、血圧計があるというお宅は珍しくないのではないでしょうか。

 

同じように、体重が気になる人がいれば、その人は当然体重計を買うでしょう。
では、血糖値が気になる人が血糖値測定器を持っていないのはどうしてでしょうか。

 

もしかしたら、高血糖は高血圧より、もしくは肥満より、危険視されていないのかもしれません。

 

医師の言う通りの食事をしていたら何を食べればいいのか分からない、あれもダメこれもダメで食事の楽しみなんてあったもんじゃない。医師の言う血糖値に気をつけるというのは大袈裟な話なのだという反発心があるのかもしれません。

 

もしくは、自分は別に甘いものが好きなわけではないから血糖値は問題ないと思っている方もいるでしょう。全くと言っていいほど甘いものを口にしないのに、血糖値に気をつけるなんて、やはり大袈裟な話なのだと思うわけです。

 

もちろん、これらは血糖値について大きな誤解をしていると言わざるを得ません。血糖値が高い状態というのは高血圧に劣らず危険なことですし、本格的な糖尿病食でなければ医師が無闇にあれもダメこれもダメということもないはずです。

 

さらに、甘いものを食べないから血糖値には問題がないというのも大きな誤解です。誰でも、食事をすれば血糖値があがります。甘いものを食べたとかしょっぱいものを食べたというのはあまり関係がないのです。よって、医師に血糖値に気をつけろと言われれば素直に気をつける必要があります。

 

では具体的に、血糖値に気をつけるというのはどういうことなのでしょうか。

 

それは、血圧が気になる人が血圧計で血圧をチェックするように、体重が気になる人が体重計で体重をチェックするように、血糖値測定器で血糖値をチェックするということなのです。

血糖値測定器って糖尿病の人が使うんじゃないの?

 

普通、病院の検査で糖尿病と言われれば、そこから糖尿病の治療が始まります。

 

進行具合によりますが、すぐにインシュリン注射が必要になる人もいるでしょう。そうなれば、血糖値測定器は病院から保険適用内で支給される形となります。

 

まだインシュリン注射の必要はなく、食事療法、運動療法で様子を見るという場合、血糖値測定器は支給されず、自分で血糖値管理をするのなら自費で血糖値測定器を買わなければなりません。

 

そう聞くと、やはりエイコン血糖値測定器は本格的に糖尿病になった人が使うものなのだと思われるでしょう。しかし、自分の血糖値をチェックできないで食事療法も運動療法も手応えが得られるとは思えません。

 

たまの定期健診で血糖値は測れるかもしれませんが、血糖値はそのときそのときで変動するのが普通ですから、そのときの血糖値が低かったからと言ってもう心配ないという話にはならないのです。

 

病院では直近1、2ヶ月の血糖値の平均値とも言えるHba1cという値も見ます。この値を見れば、どれくらいの時間、血管が高血糖の状態に晒されていたのかが分かるのです。だから定期健診はもちろん意味があるのですが、肝心の本人が、まるで抜き打ちテストをされているような状態になってしまいます。

 

どんな行動が、どんな食事が、血糖値管理に有効だったのかがいまいち分からない。月に一回の検診で、最近なかなかいいですよと言われても、もっとこう気をつけましょうと言われても、手応えのないまま次の検診を待ち、合否判定を待たなくてはならないのです。

 

そんな手探りの状態で血糖値管理をするのは、無謀とまでは言いませんが効率の悪いものです。ならば、本格的な糖尿病と言われる前に、自分で血糖値を管理し、行動の一つ一つに正解、不正解の判断が出来たほうがよっぽどモチベーションがあがります。

 

血糖値測定器はインシュリン注射の付属品ではありません。血糖値を管理するためのものです。

 

当然、血糖値測定器を上手に使えば、それだけで血糖値を下げることが出来ます。

 

運動をする習慣も食事のカロリーを抑える習慣もけっこうですが、目的や成果が分からないままの努力は苦行です。まずは血糖値を測る習慣をつけることが大事なのです。

 

測るだけで血糖値が下がる?

 

健康に関する情報を分かりやすく提供してくれる、『試してガッテン』という番組をご存知でしょうか。

 

こちらの番組では以前、運動・食事・薬に次ぐ第四の血糖値降下術として「血糖値を測るだけ」という提案をしていました。

 

こう断言されれば疑わしくも思えるかもしれませんが、これは自分の血糖値を知ることで生活習慣を細かく、「血糖値が下がる方向に調整できる」という意味です。

 

血糖値が高い状態、もしくは糖尿病になっても、普通はあまり自覚症状がありません。糖尿病が恐いのは、知らず知らずのうちに高血糖状態に晒された血管が脆くなり、血管が塞がり、やがて体の各部位に重い合併症を引き起こすことです。

 

血糖値が高くなるのが問題なのではなく、血糖値を自力で下げられなくなるのが恐いのであって、それも自覚できないことから、気がつけば視力に障害が出たり、末端に血液が巡らなったりする。それが恐いのです。

 

つまり、糖尿病が恐いと気付くのは随分と症状が進行してからです。まだ何もない状態から血糖値を気にしなさいと言われて納得できないのはそのせいですし、運動や食事を医師の言うとおりにこなせないのもそのせいです。

 

血糖値が高い状態は普通自覚できるものではありません。しかしその状態が長く続けば、血圧が高い状態と同じように、血管に負担をかけ続けることになるのです。

 

ではどうやってその危険な状態を自覚するのか。

 

人並み外れて感覚が鋭いのでなければ、血糖値測定器で血糖値を測る必要があります。

 

食事を摂ったあと、血糖値はどれくらい上がるのか。どのくらいの時間で正常値に戻るのか。血糖値測定器はそれを教えてくれます。

 

目まぐるしく変動する数字を目の当たりにすれば、血糖値を下げるときに働くインシュリンの存在と重要性を感じることが出来るでしょう。

 

そしてそのインシュリンが思うように働かなくなる状態、つまり糖尿病と言われる状態がどれだけ危険なことなのか、数字を見て理解することもできる。

 

運動後はどうでしょう。朝起きたとき、飴を一つ食べたときとチョコレート一つ食べたときとを比べるとどうでしょう。お米とパンとでは血糖値の動きに違いがあるでしょうか。

 

どれもこれも分かりません。普通は知りません。個人差もあります。だからこそ、血糖値の変動を理解することが、血糖値管理のはじめの一歩。

 

全ての行動に意味を見出すことができれば、血糖値を下げる習慣を手に入れるのは比較的簡単です。だからこそ、測るだけで血糖値は下がるのです。

 

血糖値を自分で測らない理由

 

血糖値測定器の存在は知っているけど、実際に自分で手に入れようとする人が少ない理由は、いくつかあると思います。

 

血糖値測定器は糖尿病の人が使うものだと思っている。

 

針で血を出して測定しなければならないということに抵抗がある。

 

高価だというイメージがあるし、消耗品の補充が面倒。

 

もしくは、血糖値を測ることがなんだか恐くて、無意識に避けてしまっているのかもしれません。

 

どれも気持ちはよく分かりますが、もしあなたが血糖値が気になる人なのだとしたら、以上に挙げたどの理由よりも、血糖値を測る習慣を身につけて血糖値をコントロールする重要性の方が高いはずです。

 

なぜなら、自分で血糖値のコントロール法を体得したのなら、必要以上の食事制限、運動、通院、もちろん薬の使用も避けられるからです。

 

闇雲に食事を我慢するのも、疲労ばかりが溜まる運動をするよりも、血糖値コントロールの勘所を掴み、省エネ状態で健康を維持できる方が結果的に豊かな生活を送ることになる。

 

さらに、もし糖尿病になってしまえば血糖値の管理は義務と言っても良いほどです。毎日3度や4度のインシュリン注射とセットで血糖値を測定するという生活を、ずっと続けなくてはならない。

 

血糖値管理が自分でできるようになれば、測定器の使用すら最低限でよいのです。自信があれば数日に一回、一週間に一回、もしくは気になったときにだけという使い方もできる。

 

誰もが血糖値測定器を持つべきだとは思いません。しかし、血糖値が気になるなら、早めに持っていた方が良いアイテムだということは間違いないことだと思います。

 

しかし、以上のような理屈はあっても血糖値測定器が高価であることや、消耗品の扱いが面倒であることに間違いはありませんよね。

 

そこで、おすすめの血糖値測定器があるのでご紹介しようと思います。